<安定持続圧とは>
一言で言うと、「ある一定時間一定の圧力をかける」ということです。
もむのではなく圧をジンワリとかけていくのです。
それにより、ほとんどもみ返しのない施術ができます。
もみかえしとは、
毛細血管が破れてしまったり、
細く柔軟性が無くもろくなってしまっている筋繊維が耐え切れずに断列してしまう状況のことです。
ひじによる安定持続圧でじんわりと筋を伸ばしていけば、
そういった傷をつけることなく施術ができるというわけなのです。
加圧した力はそのまま安定して持続されなければいけません。
大体7秒が目安ですが、
もっと長く続けることもあります。
いずれの場合も、その間の圧が安定していなければ、
ひじであってももむのと同じような状況を作り出してしまうので、
ひじを動かさないように安定することを目指して施術しています。
この持続圧によって、圧が内部に浸透して、
副交感神経が優位に働き内臓活動が活発となり、
気分的にもリラックスすることになります。
ひじによる安定持続圧では、
「面に対して垂直」であること、
「相手にもたれかかるように」することも大事なポイントです。
「面に対して垂直」とは、
面(体の表面)に垂直に圧を加えるということ。
体表に垂直に押す圧は生体にとって自然に即したものです。
急激で局所的な圧は生体に危害を加えやすく、
交感神経を緊張させますので、病人には不適当です。
そして「相手にもたれかかるようにする」とは、
無理な力を入れるのではなく、
自分の体重を利用して、
ゆっくりと相手に寄りかかるような気持ちで押していきます。
そうすることで、受け手も自然にその圧を受け入れて身体の緊張も緩み、
いわゆる「コリ」もほぐれてきます。
相手を押すのではなく、
相手にもたれかかるようにすると、
相手もそれを受けいれてくれるのです。
自分を支えると同時に相手も支えるという形で圧が働くのです。
安定持続によって、
どっしりと圧を加えてじんわりと筋を伸ばしていく・・・
ぜひその気持ちよさを体験してみてください。
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